最近、整体を通して感じたことがあったので私の想いを書きます。
当サロンは、DRT(背骨ゆらし整体)という療法でお客様のお体を見ております。
DRTは、主訴(痛いと訴えているところ)は追わずに、主訴の原因となっているところの改善を図ります。
例えば、肩が痛いからといって、肩を一生懸命揉んだり、腰が痛いからと言ってグイグイ揉んでも、痛みは改善されませんよね?
なぜ改善しないのでしょう。
それは、原因が肩や腰にないからです。
ではどこにあるのでしょうか?
体の痛みやシビレといった不快症状をだしている原因は背骨の歪みなのです。
背骨というのは、大事な神経を守る器官なので、歪んでしまっては生命の危機にたってしまいます。そのため背骨周囲の筋肉が、これ以上歪まないようにと固めて守ってくれているのです。
それが肩で起きれば肩こり、腰で起きれば腰痛となります。また、歪みとプラスして姿勢も大きく影響しています。
日常生活のちょっとした癖ありませんか?
例えば、肘をついて座っていたり、運転する際に肘置きに腕を置いて歪んだ姿勢で運転したり、また片方の足に体重をかけて立っていたり…など、自分では気づかないうちについつい歪んだ姿勢をとっています。
このちょっとした癖の姿勢が積み重なって体に影響を与えているのです。
また背骨というのは生命のエネルギーがたまった場所でもあります。
そんな大事なエネルギーを貯めているところが歪んでしまっていては、人間に備わっている自然治癒力が発揮されません。
本来ならば『寝たら治る体』であるはずが、寝ても痛い、起きてても痛い、というようにご自身で不調を改善できない体になってしまいます。
DRTでは、背骨をやさしくゆらゆらとゆらし、本来の正しい位置に戻していきます。背骨が正しい位置に戻ることで、ご自身の自然治癒力が発揮され、寝たら治る体へと変化していきます。
しかし、残念ながら1回では改善できません。
体というのは、細胞の新旧の交換が行われてから変化が出てきます。
そのため、これまで何十年と痛みを持っていた体は、痛みがあるのが当たり前なので慢性化した痛い状態にあります。
ですので、施術を受けて痛みが出た、強く感じると思ったら、それは慢性化していた痛みを感じるようになってきたからです。
DRTでは、三大指標と言って、①ふくらはぎ ②肩 ③首 の三か所に触れて痛みの有無を施術前後で見ています。
この三大指標が施術後にクリアになっていれば、痛みが残っていても、あとはご自身の治癒力がしっかりと働いて必ず良くなっていきます。
当サロンでも施術前後で指標をお客様と一緒に確認し、まだ痛いと仰る方にも上記のように、指標がしっかりと改善しているので、あとはご自身の治癒力で改善していきます、という風にお伝えしています。
体を治すのは、私たち施術家ではなくご自身の体でしか治せません。
私は、皆さま自身の治癒力がしっかりと働くように全力で背骨を調整します。ご自身の力を信じて、そしてDRT(背骨ゆらし)整体を信じて、今ある痛みを自分の力で治そうと覚悟を決めてください。
痛みが出たからと言ってあきらめないで、変化がでるまで続けてみてください。私も皆さんの治癒力がしっかりと発揮されるよう覚悟を決めて治療にあたっております。
皆さまのご健康をお祈りいたします。
お電話ありがとうございます、
からだケアサロン らぱーちょでございます。