一度、帝王切開で出産しても次は自然分娩での出産ができる場合もあります。

妊娠中に身体をケアしておくことで、出産が〇〇に

先日、産後2ヵ月半のお母さんが、
お姫様とご主人の3人でご来店くださいました。

 

彼女は、妊娠5ヵ月の頃からケアしておりました。

 

この頃、お腹の張りや腰痛があり、
体を動かすことがキツイとのことでした。

 

ご自宅で安静にされていた時に、
お友達から「マタニティの整体がある」と
ご紹介頂き来ていただいたのがきっかけです。

私が行っている整体は、
自然治癒力を高めるために
人間の土台である背骨の歪みを調整しています。

 

背骨の中には
大事な神経や血管、脳脊髄液が通っております。

 

これが正常に機能することで、
人間本来、誰にでも備わっている自然治癒力が発揮されるのです。

 

背骨の歪みが整うと、
からだ全体の筋肉の緊張がゆるみます。
大事な背骨を守るために周囲の筋肉が
固めて守っているからです。

 

なので、その歪みが改善されると
周囲の筋肉は固めなくても大丈夫だと判断し、
筋肉の緊張が溶けて柔らかくなってきます。

 

まず土台である背骨を調整することで、
今悩んでいる肩や首のコリ、
背中や腰回りの張りというのが改善されてきます。

 

そのため、マタニティの方の場合でも
まず初めに背骨の調整を行ってから、
それぞれのお悩みである症状にアプローチしていきます。

 

 

次は自然分娩で出産したいです。

ご来店頂いたお母さんの希望は
「次は自然分娩で出産したいです」でした。

 

1人目は緊急で帝王切開になったため、
次回は自然分娩をご希望されていました。

 

帝王切開で出産した後に
自然分娩で出産を希望する場合を
VBAC(ブイバック)といいます。

先日の投稿でも書きましたが、
私自身がVBACを希望していました。

 

1人目を帝王切開で出産したので、
次こそは自然分娩で出産!と
希望しておりましたが、

赤ちゃんの頭が骨盤より大きく
『児頭骨盤不均衡』とのことで
帝王切開での出産となりました。

 

2回帝王切開を経験した場合は、
3回目も帝王切開となります。

 

そのため、私自身
自然分娩での出産がもうできないため、

自然分娩での出産を希望されている
お母さんのご希望をサポートできるように
妊娠中のケアの大切さをお伝えしております。

 

そして、今回のお母さんが
まさしくそのご希望であったため
とにかくお腹の張りを出さないように

そしてお母さんが
いつも楽なからだで過ごせるようにと
整体を行っておりました。

 

実際に行った内容は

①背骨の歪みを調整
②お腹の張りを改善するため背中にタオル置きストレッチ
③そ径部、恥骨、骨盤周囲の固さ改善
④骨盤締め
⑤お腹の赤ちゃんに声かけ

です。

からだ全体の緊張を
緩和することがとても大切ですが、

マタニティの方を見る場合
特に大事なのが
⑤の赤ちゃんへの声かけです。

 

赤ちゃんって聞こえているんですよね。
施術中にもお腹の中でグルグル動きながら
返事をするんです。

 

なので、整体中は常に
『ここから出ておいでね~』
という感じで声かけをしていました。

妊娠中は9回ほど
からだのケアを行って出産を迎えました。

 

そして、産後の調整でご来店いただいたときに
『4時間で自然分娩で出産しました~!』と
嬉しいご報告を頂きました。

 

また、
『私の夢を叶えてくれてありがとうございます。』
と仰って頂きました。

 

この言葉が、一番嬉しかったですね。
笑顔と喜びの声を励みに
また改めて頑張っていきます。

 

沖縄でも今多くの施術家の先生方が
産前産後の分野で活躍されています。

 

一緒に学んでいる先生方もいるので、
大事な産前産後の時期のお母さん達を
喜びと笑顔でサポートしていきたいですね。

 

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帝王切開したけど、
次は自然分娩で出産したいという方へ。

VBACは、お医者様との同意書が必要です。
からだの状態とのご相談になります。

私が行っているのは、
自然治癒力が高まるための整体です。

お母さんのからだの状態を楽にすることで
お腹の赤ちゃんが快適な状態で過ごせることができます。

そうすることで、分娩力も発揮していきますが
必ずVBAC成功できることとは限りません。

その旨ご理解頂いた上で
お体の状態を見ていくことご了承ください。

本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

からだケアサロン らぱーちょ