たった5回だけでいいの!?肩こり腰痛が改善した背中深呼吸法

深呼吸方法を変えて肩こり、腰痛を改善

パソコンやスマホをしている時って無意識に体を丸めたり縮こまった姿勢になっていますよね。

この姿勢を取り続けると、体のあちらこちらが痛くなりますし特に、肩や首が凝ったり、腰痛になったりすることがよく見られます。

そこで今回は、たった5回、背中呼吸をするだけで、肩こりや腰痛が改善する超カンタンな方法をお伝えします。

縮こまった姿勢をとるとなぜいけないの?

血管は筋肉の中を走行していますので、ぎゅっと固めた状態が続くと血行が滞ってしまいます。

そして筋肉が常に緊張しているために筋疲労を起こしてしまっているのです。

それが続けば、もちろん肩こりや腰痛が起きてしまいます。

では、どうしたらいいのか…わからないですよね。
でも、実はやり方はシンプル!
縮こまった姿勢を一度リセットして、深呼吸をするだけでいいのです。

ここでポイントになるのが背中呼吸なんです。

コリを改善する背中呼吸って何?

縮こまった姿勢を一度、力を抜きリラックスさせた状態から深呼吸をするだけですが、ここで大事になってくるのが呼吸の仕方です。

通常、深呼吸というと『吸ってー吐いてー』に合わせて両手を広げると思います。
下のイラストのように。

空気が肺にたくさん入ってくるような感じですよね。
でも、この呼吸法、今回お伝えする背中深呼吸法の仕方とは真逆なんです。

多くの方が下のイラストのように、肺は体の前の方にしかないというイメージを持っていますが、背中側にもまたがっているとても大きな臓器で背面の方が肺の面積は広いのです。

前面は心臓があるために面積が少し小さくなっています。

なので、背中で呼吸をした方がからだの中により多くの酸素を取り入れることができるのです。

ゴールシーンでみかけるランナーの呼吸法こそ理想の呼吸法

陸上競技の選手を見たらわかりやすいのですが、100mを全速力で走った選手の方々やマラソンランナーの方々がゴールをした後、どのような態勢を取っているか覚えていますか?

前かがみになった姿勢で背中を上下に動かしながらハァハァと呼吸をしていますよね。

背中を丸めながら息を吸って戻しながら息を吐く。正しくこれこそが背中呼吸なのです

ランナーの方々がゴールした時は、酸欠状態のなので、とにかくからだの中にたくさんの酸素を取り入れる必要があります。

面積が広い背中で呼吸をした方が良いと、無意識のうちにからだは理解しているのです。

頭で考えるので、わからなくなってしまいますが、本来、人間が無意識にとっている行動こそ全て理にかなった方法なのです。

背中を丸めて息を吸う戻しながら息を吐く、という背中呼吸法。

これを行うことで、体内の酸素量が増え、血流が良くなりコリが改善していきます。

呼吸を行う際は、この背中呼吸法をぜひ取り入れてみてくださいね。

代謝もアップして、体重も変化がみられてきますよ。

からだケアサロン らぱーちょ