お元気ですか? らぱーちょのようこです。
ギックリ腰、まだまだ発症する方増えています。殆どが、年に一回はギックリ腰を繰り返しています。
以前に発症した時に、1週間経過したら痛みが治まったので今回も1週間もすれば落ち着くだろう、と思いそのままにしていた。
しかし、今回は全然治らない。反対に痛みが強くなっている。
歩くのもままならず、どの姿勢を取っても痛いのでどうしていいかわからない…(大泣)という事で、来店されます。
前回起こったギックリ腰がしばらくしたら痛みが治まったので治ったと勘違いされる方が多いですが、実は治ってはいません。
痛みの耐性が強くなっているのではないかと感じています。
私自身、ギックリ腰になったことがないため痛みの状態を把握することができないのですが、ギックリ腰を繰り返す方はすでに腰痛持ちの方が多く常に腰に痛みを感じているので痛みに対して感覚が鈍いと思われます。
そのため激痛からある程度、痛みが軽減した時に治ったと思い、背骨が不安定な状態のまま日常生活を続けることで、腰椎に内圧がかかる動作をした瞬間に
背骨がこれ以上耐えられない!となり再発してしまうのです。
治ったと思ってそのままにしている方がギックリ腰を繰り返す人のパターンです。
ギックリ腰の方の背骨を確認すると、第二頸椎に激痛が走ります。
これが痛いと背骨がズレている証拠です。
そしてこれ以上ズレないようにと背中の筋肉がギューッと固めて守っているのがコリと言われる状態です。
一日中、背中で握りこぶしを作っているのです。
そうすると、いつ何時ギックリ腰になってもおかしくないですよね。
ではどうしたらいいのか?
背骨のズレを調整することが改善の第一歩です。
そして体にとって楽な姿勢を意識することが大事になります。
体にとって楽な姿勢とは
【立っているときは】
①みぞおちと恥骨を結んだラインが横から見た時に真っすぐになっている状態。
②耳の穴・肩・股関節・くるぶしが同じライン上にのる。
注1)下の写真は、みぞおちと恥骨ラインは真っすぐになっていますがもう少し胸椎が後湾した方が良いです。
【座っているときは】
①背もたれ付きのイスに座り、思いっきり背中を背もたれに付けます。
②つま先は膝よりも前に出ないようにします。
③座った時は背骨が『Cカーブ』を描くようにします。
ただ!
ギックリ腰の時は、下の図のような胸を張った姿勢で座りましょう。
Cカーブだと腰椎に負担がきてしまうため、痛みが改善したときにCカーブの姿勢に移行してくださいね。
歪んでいるから姿勢が悪くなります。
まずは歪みを調整し、そして姿勢を意識するようにしましょう。
この2つの姿勢を意識し、これが習慣になると本来、発揮されるべき『自然治癒力』が回復し寝たら治る体へと変化していくので、まずは歪みを改善してくださいね。
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