ちょっとだけ
という絵本、読んだことありますか?
これは二人目が生まれたお母さんにぜひ読んで頂きたい1冊です。
ラジオで紹介されていましたが、ちょうどその時、私は二人目が生まれたばかりで、赤ちゃんのお世話をしながら、2歳の子のお世話をしていた時期で、ちょっとしたことで上の子にイラッとすることが多い時期でした。
産後まもない時期は、夜も眠れない、首や肩、背中、腰、手首…と書き出したらキリがないぐらい全身の痛みがでる頃で、ホルモンバランスも崩れていて、心も体もボロボロになっている時期でもあります。
そんな時期に、上のお子さんのお世話もしなといけないというのは、本当にツラいんです。
心の中では理解しているのに、上の子に対して「どうしてお母さんのお願い聞いてくれないの‼」とついつい叱ってしまう。そして叱った後に後悔…(泣)。世の中のお母さん達は、誰もがみな同じ道を通っているんです。
そんな時に出会った一冊
心も体もボロボロで、上の子に叱った後に後悔を繰り返していた時期にこの1冊に出会いました。
本の大まかな内容を聞いた時に、まさに今の自分に必要だと感じ、すぐに本屋さんに行きました。その場でチラッとページをめくっていただけでも、目頭から涙がポロっと流れてきました。
そしてその晩、上の子に読み聞かせしている時にも、ページをめくる度に声に詰まるぐらい涙がポロポロと流れてしまう。目に雫が溜まって本が読めないぐらいでした。
この絵本は、赤ちゃんが生まれた時のお姉ちゃんの心境を子供目線で書かれていて、妹の誕生が嬉しい反面、心の葛藤がうまく表現されています。
今までお母さんにお手伝いしてもらっていたこと、赤ちゃんが生まれたから自分はお姉ちゃんなんだから、ひとりでやらなきゃっと頑張っているお姉ちゃん。
でもまだ小さいからうまくできません。
そんなお姉ちゃんの気持ちが、子供のセリフとしてうまく表現されていて、子供の子供もこんな気持ちなんだろうなぁって感じさせてくれる絵本です。
お母さんも人間。いつでも笑っていられたらいいけれどイラってくることもある。そんな時に手にとって頂きたい一冊です。うちではバイブルになっています(笑)
以前、2人目を出産したばかりの友人にプレゼントしたら、私と同じくその場で号泣していました。お母さんだって泣きたい時あるんだよね。
ついつい叱ってしまうこともあるけれど、それをきちんと子供に「あの時叱ってごめんね」と言える気持ちにさせてくれる絵本です。
どうぞ手に取ってお子様と一緒に読んでみて下さいね。
本日もお読み頂きありがとうございました。
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